WSC主催!海外スポーツビジネスセミナー開催!
- wscadmin
- Jan 12, 2015
- 3 min read
2015年1月19日に、海外のゲスト講師をお呼びし、スポーツビジネスセミナーを行わせていただきます!
その話題の一つである、シアトルサウンダーズは果たしてどんなチームなのか?今回は少しご説明いたします。
2008年にMLBに加入したシアトルサウンダーズFC。当初2000人ほどだった平均観客動員数は、現在平均4万4千人まで膨れ上がりました。そのほとんどがシーズンホルダーです。

シアトルには、NFLシアトル・シーホークスという昨年のスーパーボウルチャンピオンと、日本人選手が多く所属して現在も日本で人気のMLBシアトル・マリナーズの2チームが存在しており、非常にスポーツが盛んな地域となっています。
世界的な人気のサッカーでも、アメリカではまだまだ人気がなく、しばしば“サッカー不毛の地”と呼ばれることもあります。アメリカで“Football”といえば、もちろんアメリカンフットボールです。世界的にFootballはサッカーなのですが、アメリカでは環境がまったく違います。ただし、現在ワールドカップなどでのアメリカの躍進もあり、多くの子供がサッカーを楽しんでいます。
日本でもあまり馴染みのない、MLSですが、現在は非常に多くのチームがビジネス面で日本のJリーグを上回っています。かつてベッカム選手がLAギャラクシーに移籍したのを皮切りに、ティエリ・アンリ選手や、ACミランで活躍したネスタ選手がモントリオールに。来シーズンからは、カカ選手やラウル選手もMLSに挑戦します。多くの選手がキャリア終盤にMLSに移籍をし、リーグ価値を高めていますが、それに見合うビジネスを成功させているのが非常に印象深いです。日本がJリーグの始まりに有名選手を獲得しましたが、以後衰退してしまったのとはまったく逆ですね。
アメリカではスポーツビジネスを成功させる基盤があります。カカ選手も移籍の際に「アメリカのスポーツビジネスを学びたい」とアメリカのスポーツビジネスを学ぶのが移籍の要因だった事をはっきりと言葉にしています。
シアトル・サウンダーズでは、シアトルというアメリカ4大スポーツの人気チームが2つもある中で、地域で人気No.1のチームに成長させました。そこには、確固たる経営術がありました。
その中心にいた人物が、Bart Wiley氏(MLSシアトル・サウンダーズFC COO)であり、今回のセミナーの登壇者です。
シアトルサウンダーズのスポーツマーケティング、経営術は、日本のスポーツクラブが学ぶべき新しい情報になると確信しています。進んで行かなければ、衰退してしまうのですから。
アメリカでは特にその意識が強く、新しい事への取り組みが非常にスムーズに思います。それとは別に、多くの日本のスポーツクラブはまだまだ保守的だと思います。今回のスポーツセミナーが多くの方の学びにつながり、日本のスポーツ業界の発展に繋がればと思っております。

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